幸せのオーガニックコスメ~地球といっしょにきれいになろう

オラクル化粧品開発者木下麻純さんの著書「ゼロからの奇跡」を読みました!ビジョンを受け取りながら開発された稀有なオーガニックコスメ

先日、オラクル化粧品(l’oracle)の開発者である株式会社レクシアの木下麻純さんの著書「ゼロからの奇跡」を読みました。オラクルといえば日本製・国産オーガニックコスメの草分け的な存在であり、同時に自社農園を持つ珍しい化粧品会社です。ハイエンドブランドと言ってもよい価格帯と品質で芸能人やモデルをはじめ根強いファンがいますよね。

実は、これまでちょっと気になっていたんですよね。なぜオラクル化粧品ってオラクルっていうのかと。オラクルとは神託という意味ですが、なぜこの化粧品の神託という意味の名前がつけられているのか、その秘密がこの「ゼロからの奇跡」を読むと分かり、とても興奮しました。

同時に、50歳から知識ゼロのところからビジョンを頼りに化粧品開発をしてきたという木下麻純さんの唯一無二の仕事内容がとてもおもしろく、小説を読むような気持ちでワクワク読み進めました。

以下、内容をご紹介していきますね。

ゼロからの奇跡 50歳、独学。不屈の化粧品開発

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オラクル誕生は、ずっと専業主婦をしてきた木下麻純さんが、ひまわりを持った男性のビジョンが繰り返し現れ・・・植物の精霊?無意識からのメッセージ?に導かれて植物エキスを作り始めたことがきっかけ

 
化粧品会社などのブランド創業者のお話というと、肌を美しくしたいとか、コンプレックスを解消したことをきかっけに美容に目覚めたとか、そういうお話を想像しがちですが、この木下麻純さんのご著書では、そういう美容関連の話はほとんどなく、植物をめぐるかなりスピリチュアルな体験談が語られています。

端的にいうと、50歳まで専業主婦をしてきた木下麻純さんが、ある日突然、ひまわりと持った男性のビジョンを見るようになり、そのビジョンに導かれるようにして人生の新しい扉が次々開いて、植物に呼ばれるようにしてハーブエキスを作っているうちに、やがて化粧品を開発し、自社農園を持つという流れになったというオラクル誕生の経緯が綴られているのです。

そういえばオラクル化粧品ってベースにひまわりがありますが、ひまわりを持って現れた男性のビジョンがそのきっかけとは!!と衝撃を受けました。↑上記の写真は、オラクルの自社農園がある北海道旭川のルナ・ファームの風景。

最初はキッチンハーブで植物のティンクチャーを作っていた木下麻純さんですが、やがてご主人がいつそれを製品化するのだ?という声を受けて、化粧品会社を立ち上げます。

そして、木下麻純さんは、自分の体験の意味を知りたくてシュタイナーやユングなど秘教的な本を読み漁り、やがてシュタイナーの農業講座(バイオダイナミック農法)など、植物の力を引き出す方法を学び、そこから独自の四元素理論を編み出していきます。

もう、この辺りはマニアックな人(私のように・・・)にはたまらなく面白いくだりが延々と続きます。本当に、オラクルが誕生するまでの数奇な流れはまさに奇跡としか言えないような流れです。人、もの、場所、すべてが吸い寄せられるように木下麻純さんのところへ集まってきて、事業が動いていく様子が細かく語られています。

夢の中で見た珍しい植物を探して、フランスを舞台にしたTV番組の中で見つけた後、北海道の自社農園近くでその植物が見つかったという話や、今大阪にあるメゾンレクシアで販売されている香水が、やはりビジョンからメッセージを受け取って作られたものであるという話など、も~~~面白いし、とてもうっとりします。

オラクルという化粧品は、人間が頭だけで考えたわけではなく、天啓というかご神託として受け取ったメッセージを植物の力を借りて形にした結果生まれたものだということが分かってとても面白いです。

とてもマニアックな本ですが、オラクル、そして株式会社レクシアという会社のことをよく知ることができるとても興味深い本だと思います。

ネットを検索していたら、こんな書評というか紹介記事を見つけました。

>>>参考記事:マーケティングプロダクトとそうでないもの

以下、引用させていただきますね。

私が最近、注目している言葉は「ラグジュアリー」または「ラグジャラス」という言葉です。この言葉は価格帯で言えば、かつてのプレミアム・クラスか、もう少し上のクラスかと思います。しかしこの言葉には「その人のためにカスタマイズした心配り」のようなものを感じます。つまり「消費者をリスペクトし大事にしてくれる」感覚です。様々なサービス業ではこれこそがプレミアムになっていることはご存じのとおりかと思いますが、マスプロダクトでもそういうものを見かけます。
例えば、私のクライアント、オラクルという化粧品ブランドはまさにこれです。コンポーザー(処方開発者)であり創業者の木下麻純(ますみ)氏はそれまでの化粧品の組成物に不満を持っていました。「なぜ、このような成分のものがオーガニック化粧品などと言ってもてはやされるのか」世の中では名ばかりのオーガニック化粧品や自然派化粧品が溢れ、その結果、消費者は肌トラブルの問題を抱えることになりました。
「もっと人が本来持つ肌の力を引き出すような化粧品はできないだろうか」。木下氏の興味は植物のエネルギーにありました。過酷な環境の変化に耐え抜き、地球上で極めて長く繁栄し続けている植物。そのエネルギーをスキンケアに活かせないだろうか。木下氏は植物が生体にもたらす効果、肌本来の力を引き出し偏った肌質を整える理想の成分を独自に研究しました。やがて植物が部位ごとに特有のパワーを秘めていることに着目し、それらの相乗作用が発揮されるように調合、最終的にスキンケアに応用したことがオラクルの誕生へとつながりました。創業から十数年で年間売上は十数億円ほどになりました。たった一人の女性が作り上げたブランドとしては十分ではないでしょうか。
どのような製品であろうと、顧客にまっすぐ向き合う姿勢や品質、作りにこだわりを持ったものこそ「ラグジャラスな製品」だと思います。フェイクのプレミアムを謳ったマーケティング・プロダクトではなく、消費者をリスペクトする製品。もっと言うなら「消費者に真摯な製品」。私たちはそのような仕事を目指したいものです。

オラクルは確かにオーガニックコスメとしてもやや高額な部類に入るのですが、ラグジュアスという表現にふさわしい商品だと思います。

こういうラグジュアスなオーガニックコスメって、たとえばサーキュレイトオイルのMOON PEACHだったり、山澤清さんの製品だったり、あと、最近はブログに書いていませんがバイカルプレミア他色々な商品でお世話になっているオーガニックフォレストだったり、植物との特別なご縁から発している作り手の作った製品であるように思います。

今、コスメキッチンをはじめとして本当にオーガニックコスメを気軽に手に取れて、とてもカジュアルに楽しめるようになっている一方で、錬金術的というか植物との対話から作られた決して大量生産もできないし繊細であるがゆえに店頭販売にも向かないオーガニックコスメもやはり希少で奥深いなと感じます。

個人的には、後者のオーガニックコスメのほうが好きですが(笑)、機能性や価格面から言うとやはり前者にも価値はあると心から感じます。でも、いずれにせよオーガニックコスメとは植物の生きた力・エネルギーをいただいて作られたものであることにはかわりません。

今回、この著書を拝読して、あまりに型破り、だけどとても興味深くそして魅力的なオラクルの生まれた背景を知ることができて、より一層オラクル好きになりました。

オラクルは、本商品をいきなり揃えるのは結構勇気のいる価格ですが、ラインの製品をほぼすべてお試しできるとてもオトクなトライアルセットもあります。気になる方は、まずはトライアルをお試ししてみてくださいね。

>>>オラクル化粧品


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