2016年3月14日に発売されたHANAオーガニックのオーガニック美白化粧品シリーズのホワイトジェリー。実は発売と同時に手に入れていたのですが、すぐにレポートできず・・・1か月使用してみての感想をようやく今日UPできます。
美白化粧品というとケミカルコスメのイメージがあり、刺激が強いとか、カネボウのロドデノール事件以降は安全性に関しても関心が高まっている中、オーガニックコスメとしての基準を満たしながら堂々と「美白」を謳った化粧品というホワイトジェーをはじめとするHANAオーガニックのオーガニック美白化粧品の誕生には本当にびっくりしました。
それと同時に、「オーガニックで本当に美白できるわけ」というのもすごく知りたくなったので、以下、入手できる資料から分かったことを色々まとめてレポートしつつ、私自身の1か月の使用体感をお伝えします。
>>>HANAオーガニック ホワイトケアキャンペーン 2016年5月15日まで
オーガニック美白とは、できてしまったシミを消す対症療法的美白ではなく、シミやくすみを生み出す細胞の暴走を食い止めるホリスティック美白のこと
購入したホワイトジェリーとともに送られてきたこちらのHANAの会報。オーガニックにも美白の時代がやってきた!というタイトル通り、まさにオーガニックコスメの新機軸って感じです。
同時に、本当にオーガニック100%で、厚生労働省が認可するような「美白」化粧品が作れるのか? 美白と言える効果効能があるのか?というのが疑問ですよね。
その点に関して、こちらの会報を読むと、わくわくするような成分と今回のHANAオーガニックの美白化粧品の背後にある新しい発想が詳しく書かれていました。
一言でいうと、ホワイトジェリー他HANAオーガニックが2016年に発売したオーガニック美白化粧品とは、ケミカルコスメの美白化粧品に入っているハイドロキノンなどのようなできてしまったシミを「消しゴムで消す」ような感覚で消す対症療法的な美白ではなく、シミやくすみを生み出す細胞の暴走を食い止めるホリスティックな美白であるということです。
HANAオーガニックのオーガニック美白のキーは、NFκBによる細胞暴走の結果起こるメラニン生成を抑える朝鮮アザミ成分
そのヒントとなるのが、細胞の暴走に関わるNFκB(エヌエフカッパビー)という司令塔と朝鮮アザミ(アーティチョーク)のエキスです。
NFκBは、難しい説明はできますが、簡単に言ってしまうとメラニンを生成する司令塔ですが、炎症などを起こした状態になると必要のないほどのメラニン生成を行う「細胞の暴走」状態になる可能性のある因子です。
NFκB自体は、肌を守るためのメラニン生成を行うという意味では大切な成分であり、それ自体を消去したりすることは望ましくありません。以前、手作りコスメ・手作り化粧水で有名なフルフリフリフラさんのアギ・プルーン分解物に絡めてご説明しましたが、何かと敵視される「メラニン」ですが、本来は肌を紫外線から守るための正常な機能です。もし、全くメラニンが生成できなくなってしまうと、肌の奥深くまで紫外線のダメージが届いてしまうので、むしろメラニンを敵視しすぎると危険でもあるのです。
そこで、あくまでも「NFκBの過剰な活性を抑える」という目的で配合されるのが、古来から漢方で研究されてきた朝鮮アザミ成分というわけです。
朝鮮アザミは漢方で長く研究されてきましたが、今回岐阜県の一丸ファルコスさんという自然化粧品の成分の研究で有名な会社が、朝鮮アザミ由来の美白成分を創り出すことに成功し、それをホワイトジェリーではメインの美白成分として使用している・・・というわけなのです。
※ちなみに、フルフリフリフラさんで使用されていたアギ・プルーン分解物も一丸ファルコスさんの開発した成分です。
>>>一丸ファルコス
結果、オーガニック100%の成分でありながら美白化粧品でもあるという、本当にオーガニックコスメ業界初!の製品が生まれるに至ったのです。
こちらが、ホワイトジェリーの全成分です。
ホワイトジェリーを1か月使用してみました! 結果は??
というわけで、待ちに待ったホワイトジェリー、1か月間たっぷりと使用してみました。ちなみにホワイトジェリーは1本で朝夕ケアした場合約2か月もちます。
ホワイトジェリーの箱は淡いピンクのお花です。
コロンとしたしたが膨らんだ白いボトル。
だいたいムーンナイトミルクよりやや小さめのサイズです。
キャップを開けたところ。手が汚れないプッシュ式になっています。
こちらが、ワンプッシュで出したところです。
最初に使ってみたときの感想ですが、テクスチャーはやや粘り気のある黄色い透明感のあるジェル。香り自体はローズが強く際立っていますが、よくかいでみると薬っぽい(漢方っぽい?)感じの、フローラルではない草系の香りがします。
私は1プッシュで顔全体に伸ばせるのですが、首回りなどが気になる人は2プッシュ使うといいかもしれません。
テクスチャーはどろっとしていますが、伸ばすとす~っと肌になじんでいきます。美白化粧品にありがちなピリピリとかもまったく感じません^^
朝夕約1か月使ってみて私が感じたことですが・・・実は私、両親が東北出身ということもあり色は白い方です。ただ、いつの頃からか鼻の上にシミができてしまい、それがなかなか消えなくて困っていたのです。それがですね~、1か月ホワイトジェリーを使ってみたところ、気になっていたシミの部分がかなり薄くなったような気がするのです。
その他のスキンケアは特に変えていないので、おそらくこれはホワイトジェリーのおかげなのではないか!?と、早くもその効果に驚いています。
もちろん、肌全体のトーンアップもしましたが、私的にはピンポイントに鼻の上のシミが薄くなったような効果が出たことがびっくりでした。まるでケミカルコスメのように即効性があり、ピンポイントのシミにも対応できるなんて!と驚いています。
これまでのHANAオーガニックのスキンケア製品に対するホワイトジェリーの位置づけ
ところで、ホワイトジェリーはどういう位置づけの製品なのかというと、「美容液」です。美容液はあくまでも有効成分をぎゅっと濃縮して作られたものなので、油性成分が入っていません。ですので、ホワイトジェリー単体だけでスキンケアをすると肌は乾いてしまいます。私自身乾燥肌なので、ホワイトジェリーだけではしばらくすると肌が突っ張る感じがあり、ムーンナイトミルクなどで保湿をして補うようにしています。
また、ムーンナイトミルク自体にも美白的な効果はあり、肌を白くすることはできます。オーガニックコスメを使うこと自体が、長い目で見て細胞の暴走を食い止める効果がありますので。
そのうえで、どういう人がホワイトジェリーを使った方がいいのかというと、ムーンナイトミルクだけではなかなかシミやくすみが抜けないという方です。
過剰な美白に抵抗感がある人も、ホワイトジェリーは一度は試してほしいおススメ製品
私自身は、多少のシミやくすみは年齢を重ねた以上仕方ないかな~、と思っており、オーガニック派としては過剰な美白(漂白剤を塗るような)には抵抗感があったのですが、ホワイトジェリーを使った結果、鏡を見るたびに気になっていた鼻の上のうっすらとしたシミが改善されてみてすごくうれしかったんですよね。かなり心が高揚しました(笑)
そして、そうなってみてはじめて、「やっぱり、シミがあることはずっと気になっていたし悩んでいたんだな」と、自分の心の本音に気づいてしまいました(笑)
なので、オーガニック派で、決して自分の肌を過剰に白くしたいと思っていないし、多少のシミやくすみも受け入れているわ…という方でも、やっぱりホワイトジェリーは試してみてほしい・・と思っています。やっぱり、シミとかクスミって、あると気になってしまいますので、消えたときの感動って本当に大きなものですから。
HANAオーガニックでは、2016年5月15日まで、最大20%オフのお得なホワイトケアキャンペーン中
ありがたいことに、HANAオーガニックでは2016年5月15日まで、お得なホワイトケアキャンペーンとして、ホワイトジェリー他スキンケア製品のセット買いができます。
>>>HANAオーガニック 2016年春ホワイトケアキャンペーン 5月15日まで
私は単体でホワイトジェリーを1本購入しましたが、スタイリッシュで使いやすいミラーがついてきましたよ^^
また、私が一押ししているノンナノ日焼け止めのウェアルーUVも今までのピンクベースのものに加えてイエローベースの肌の人にも合う新色「イエローベージュ」も販売されて、そちらもお安く購入できます(これまでの色はピンクベージュとして販売されます)。
個人的には、今回のHANAオーガニックのホワイトジェリーに関しては、オーガニック=肌に優しい=美容効果は二の次という時代から、「美容効果を諦めなくてもいいオーガニック」の時代になったんだな~と感慨深く思いました。HANAオーガニック自体が、旧来のオーガニックにこだわりすぎないで、機能性も追求していく「進化するオーガニックコスメ」のブランドなのですが、今後もこういう科学を排除しすぎず、オーガニックの基準を満たしながら進化していくコスメが生まれていくのが楽しみです。