ここ最近、ブログ更新できていませんでしたが、
実は7月初旬から9日間、ドイツに仕事で行っておりました!
仕事は平日の朝から晩までがっつりだったのですが、
最終日の土曜日は帰りのフライトがフランクフルト発で午後21時台であったため、
朝から一日中自由時間が確保できたのです♪
というわけで! その時間を有効利用して、
フランクフルト市内のいくつかのオーガニックコスメショップめぐりをしてきました!
というわけで、そのレポです♪
えーと、さきほど「オーガニックコスメショップ」と書きましたが、
基本的にドイツで実店舗でオーガニックコスメを扱っているところというのは、
いわゆる自然食品店(Bioladen、Biomarkt)と呼ばれているところが大半です。
そうした自然食品店は、個人商店系と大手スーパーチェーンに大別されます。
また、一部ドラッグストアと、
薬局(Apotheke)という看板が出ているところにもおいてあることが多いです。
つまり、ドイツでオーガニックコスメだけに特化したお店というのは、
トリートメントサロンと併設されたところ以外にはあまりないのではないかと思います。
この辺の事情に詳しいのが下記の本です:
ドイツ式オーガニックコスメのある生活―真の美肌力を生み出すオーガニックビューティーの秘密 新品価格 |
この本にも書いてありますが、
ドイツ人にとって、コスメと食やライフスタイルは分けて考えるものではなく、
オーガニックコスメといった場合には、
衣食住そして哲学性まで含んだ、オーガニックライフの一部であるという考えが強いということですね。
ですので、野菜や食品を買ったり、家用の洗剤を買ったりするのと同じ延長線上で、
コスメを購入するという感覚が強いのです。
つまり・・・美容というよりは、わりと理念が重視されている傾向があるのかなと。
日本でのオーガニックコスメブームは、
国内外のモデルさんや女優さん、女性誌などで
効果・効能が取り上げられることによって作り出されている傾向がありますが、
ドイツのオーガニックコスメブームは、
19世紀から連綿と続くレフォルム(Reform)運動という
自然との共生・自然保護の運動の中から
オーガニックコスメが誕生し受容されてきたという長い歴史の中にあるものなのです。
そういうわけで、ドイツでは、
いわゆる美容部員さんのいるオーガニックコスメショップというのは
サロンに併設されているものを除くとあまりないのですね。
ドイツでは、自然食品店に行くと、
オーガニックコスメはこんな感じで洗濯洗剤などと同じ棚にディスプレイされていたりします。
↓ ↓ ↓
こういう自然食品店の一部に置かれているオーガニックコスメブランドは、
ヴェレダ、ハウシュカ、ラヴェーラ、ロゴナあたりですが、
高級ラインではなく比較的安価なラインが多いです。
たとえば、ヴェレダであればザクロシリーズ等高価なラインはおいてなかったりしますので注意。
高級ラインは、薬局(Apotheke)に行く方が確実に手に入るでしょう。
なお、ドイツまで来てオーガニックコスメを現地で買いたい!
という人は、基本的に結構コアなファンだと思うので、
既に日本からあたりをつけてどれを買うかを決めていると思いますが、
ドイツ語表記・英語表記と日本語の名称がかなりズレていることもありますので、
しっかり事前にチェックしておくと買い間違いが防げます。
また、一部店舗を除いて英語ができる店員さんはいないという前提でいた方が無難です。
私が確認した限りで、市内で英語で応対してくれたところは、
ZeilのKARSTADTの中に入っている薬局(Apotheke)くらいでした。
なお、このKARSTADTのこのApothekeは免税手続きもしてくれます。
不安な人はこのApothekeで買い物されるといいかもしれません。
ヴェレダとハウシュカは品ぞろえが結構あると思います。
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