幸せのオーガニックコスメ~地球といっしょにきれいになろう

海外オーガニックコスメに美白はない?日本の美白vs海外の褐色肌

オーガニックコスメはヨーロッパ発祥で、アメリカやオーストラリアなどで展開しています。
今でこそ、日本製・国産の色々なオーガニックコスメが出ていて、
HANAオーガニックさんのようにオーガニックの美白コスメを作っているところもありますが、
ちょっと前までは、オーガニックコスメはほとんど外資系のものばかりでした。

で、そういう海外のオーガニックコスメでスキンケアラインを探していると、
日本のコスメのスキンケアラインとのある違いに気づきます。

それが、ヨーロッパなどの海外オーガニックコスメには、
美白を謳った化粧品がない!ということです。

というか、白い肌を美しいと思うという信仰は、
少なくとも白人にはないようなのです。
それどころか、褐色肌にあこがれているようなのです。






日本人は美白信仰だけど、白人は褐色肌信仰

褐色肌が美しいという白人の価値観については、
10年前に最初のドイツ留学をしていたときに気付きました。

で、同じことがこちらの著作でも語られていました。

ドイツ式オーガニックコスメのある生活―真の美肌力を生み出すオーガニックビューティーの秘密

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この著作を読むと分かりますが、ヨーロッパ人は日に焼けたお肌を理想としているので、
濃いめのファンデーションを使ったり、日焼けサロンにせっせと通ったり、
日焼け対策をせずにお肌を焼いたりと、かなりお肌にダメージの強いことをしていて、
ガンなどの皮膚病が起きるなど問題になっているとか!!

これ・・・日本の美白事情とかなり似ていますよね、笑
日本では(そしてどうやらアジアでもそうみたいですが)美白と名のつく化粧品は売れるし、
美白を気にしない人はいないでしょう。
私も、日に焼けるとちょっと気分が落ちるし、
お肌白いねというのはほめ言葉だと思っています。

ただ、その「美白信仰」の行き過ぎた結果の一つが、
ここ最近製品回収で話題になった美白化粧品による白斑問題かなと思います。

ちなみに、日本の美白化粧品は、基本的に「医薬部外品」。
医薬部外品というのは、一見「医薬」と入っているので、
安全なんじゃないかという雰囲気がありますが、
実はその正反対で、
きちんと届出をして審査を受けなければ製造販売をしてはいけないくらい、
ある程度リスクのある成分が含まれているということを意味しているのです。
(この辺のことは、ケミカルコスメの美白の真実とは?で書きました。)

美しい肌って白いだけじゃない!

私自身は、20代の前半に数年ドイツに住んでいたことから、
美白信仰に対して少し距離をおいていた時期があります。

ヨーロッパの白人の人と比べて色の白さを競っても仕方ないと思うし、
ナンセンスだと感じるようになったのです。
「あなたたちの肌は白ではなく黄色いじゃない?なぜ白くなりたいの?そのままでいいじゃない?」といわれて、
ハッとしたこともあります。
(でも、そう言っていた女の子も褐色肌には憧れていましたが。。。)

私自身は両親が東北の出身ということもあり、比較的色白です。
でも、その肌をさらに白くしたいとか、何が何でも日に焼けないようにするとか、
そういう努力をすることがばからしくなったのが、ドイツに住んでいたころでした。

美白といってお肌を痛める可能性のあるコスメを使って、
くすみや乾燥や肌荒れを招くのは本末転倒。

むしろ、
つやがあったり、
きめが細かかったり、
はりがあったり、
透明感があったり、
血色が良かったり・・・。
そういうトータルな肌の美しさに気を配るべきなんじゃないかと、
考えるようになったのです。

自分を受け容れる=美の多様性を受け容れる

トータルに美しい肌っていうのは、多分自分を受け容れて、
ある時点での年齢、状況の中での最善の肌だろうな~と思います。

それができてくると、美の多様性にも開眼することができるのかなと思います。
日本で白い肌がもてはやされるように、
ヨーロッパでは褐色肌があこがれの対象。
ふっくらしていることが美であったり、
やせていることが美であったり。

自分でないものになろうとして苦しむのではなく、
自分を受け容れて、自分の長所を伸ばし、
短所や弱点を補う、と考えていく方が、
ずっと心のストレスが減ると思うし、
他の人の良さや美しさを、嫉妬や焦燥感なく認められると思うのです。

なお、上述の本を書いたヴェストヴェルク緒方美樹さんのブログから、
素敵な記事があったのでこちらにリンクしますね。
美の多様性~ボビー・ブラウン~

自分とかけ離れた人に憧れるより、自分と共通点を持っている人を美のお手本にする、
というのも共感できます♪

そして、そういう「自分だけの美」を追求していくときに
私たちに一番よく寄り添ってくれるコスメというのが、
オーガニックコスメなんだと思うのです。

だって、オーガニックの世界は多種多様。
ブランドも、成分も、植物も、たくさんありますから。

自分にぴったりのオーガニックコスメを見つけられるということは、
自分自身を知るということでもあると感じています。

画一的な美白ではなく、自分の肌をトータルにサポートしてくれるオーガニックスキンケアを見つけて欲しいな~~
と心から思っています☆
(そして、こうやってマイベストコスメが見つかると、不思議なことに、お肌の力がついてきて、ケミカルコスメも楽しめるようになったりしますよ☆)

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