昨年の夏以来、ちょこちょことリピート購入して地味に使い続けているアイテムがあります。それが、アイシスガイアネットと、日本古来の伝統処方にのっとった和のオーガニックコスメを作っている漢萌(かんぽう)さんのコラボ商品、紫草クリームです。
こちらは、紫根の赤が印象的な商品ですが、傷跡の修復や日焼け止め効果のある商品だそうで、中日新聞にも掲載されるなど、密かにロングセラーになっている商品だそうです。
(詳しくはこちらの記事で書きました^^)
紫根、シコンと読みますが、こちらの成分の特徴は、肌荒れの修復や日焼けのケアという肌のターンオーバーの促進だそうです。中医学業界で有名な紫雲膏(しうんこう)という傷ややけどのための軟膏にも使われています。
これからの季節、急に唇がガサガサになる!という方も多いと思いますので、改めて漢萌とコラボしたISIS(アイシス)のロングセラー商品・紫草クリームのご紹介をしていきますね。
紫根(シコン)はUV対策(紫外線対策)以外にも、肌の修復機能がすごい!
以前レビューしたときは、夏に日焼けをした後のアフターサンケアとしての紫草クリームをご紹介しました。
が、そもそも紫根は、単なる美白ケア、アフターサンケアといった切り口以前に、肌の修復機能、たとえばやけど後や虫刺されの後の対策に古来から使われています。
それが、上記でちらっとご紹介した紫雲膏(しうんこう)です。
紫雲膏は、鍼灸とか中医学、漢方関係の人には割となじみがある製品のようで、そのレシピ自体かなり古くから伝わっているもののようですよ。
紫雲膏は、かなり効果ありますよ~。特に虫刺されとかは、ムヒとかその辺の薬よりもずっと効くので、夏場などは重宝して使っています。
・・・が、紫雲膏にも難点があります。それが、成分に含まれている豚の脂!
トン脂と書いてあるのが豚の脂です。で、動物性の脂ゆえか、臭いんです・・・。
すごくよく効くし重宝はするけど、正直使うのは好きではない。それが紫雲膏です(笑)
アイシス×漢萌(KANPO)の紫草クリームは、植物性オンリーでつくられた紫根メインの万能クリーム
紫雲膏によって開眼させられた紫根のパワー。ただ、紫雲膏は豚の脂が臭いので、とてもじゃないですが顔に使いたいとか、広範囲にわたって使いたいとは思えないのですが、アイシスと漢萌が開発した紫草クリームは、植物性の成分のみでつくられていますから、顔に使うことも抵抗なくできます。
こんな感じで、色だけ見ると紫雲膏そっくりです。
手に伸ばしてみた感じは、こういう感じになります。
ただし、臭いという点では、紫草クリームにも難点はあります。紫雲膏のように豚の脂こそ入ってないですが、紫草クリームにはごま油が配合されていて、このごま油臭い香りがするのがちょっと難点なんですよね^^;
私は慣れてしまったので、顔に塗り拡げるのもOKになってきましたが、それでもやっぱりぷーんと顔からごま油臭い香りが立ち上るのはそれほど好きではないです。
紫草クリームの冬のこの時期におススメの使い方は、リップクリーム、唇のガサガサのケアとして
紫草クリームは、夏場はUV対策など肌の修復による美白作用をメインにして売れていたようですが、秋冬のこれからの季節の使い方として圧倒的におすすめなのが唇のケア、リップケアとして使う方法です。ごま油臭いのも唇ならそれほど気にならないですし(笑)。
たとえば、夜、多少ガサガサだな~って思っていても、この紫草クリームを塗って寝ると、翌朝には多少の唇の切れとかはあっという間に治っています。
私は皮膚が薄いタイプで、冬場は唇はガサガサになりすぎるので口紅が使えないこともあったのですが、紫草クリームを口紅の前の下地的に使うと、唇が荒れなくて済むので助かっていますよ^^ なお、色は、ほんのりと赤みがかるくらいなので、上に載せるリップの色にも響きにくいです。
割と地味目な商品ですが、アイシスでは売れ筋商品としてロングセラーになっているのもうなずける良品です。洋物の成分に飽きちゃった人、日本古来の成分に興味がある人にもおすすめです^^