今年の4月から一念発起して学んでいる、日本オーガニックコスメ協会のオーガニックコスメアドバイザー講座。本日、ようやっと2回目の課題を提出しましたよ~。
2回目は多分この講座の中でもとっても重要な「合成成分」に関する学びでした。化学的なことが沢山でてきて、頭がパンパン! 今回のレポートはA419枚もありました^^;
オーガニックコスメでよく使われる合成成分&合成成分っぽい成分
オーガニックコスメの定義として重要なのは、大きくいって石油由来成分を使用していない(またはほぼ使用していない)ことである、というのは、初心者のためのオーガニックコスメガイドのページに書きました。
ただ、そうはいっても、化学に明るくない人が化粧品の裏側を見ても、何が何やら・・・サッパリ!と言う感じですよね^^;
ちなみに、日本オーガニックコスメ協会の定義では、植物由来の合成成分であってもオーガニックコスメの原材料としては認めないということになっていますが、その定義に照らし合わせると、選べるコスメブランドの数がぐっと限られてきます。
それだけだと、結局消費者が主体的に選ぶということになりづらいので、オーガニックコスメ・ナチュラルコスメと分類されるコスメの中で良く使われる石油由来の合成成分は、以前コチラの記事にまとめましたので、参考になさってください。
>>>ナチュラルコスメ・オーガニックコスメでよく使われる合成成分
逆に、パッと見これって合成成分?と思えるけれど、実は天然成分(に準じるもの)ですよ~という成分もあります。それがこちらになります。
- 水酸化Na
- 水酸化K
- 脂肪酸Na
- ラノリン
- レシチン
- トコフェロール
- エタノール(ただし石油由来のものもある)
これらの成分は、ラベルの中に書いてあっても、天然成分ということになります。
石けんだけは特別&石けんは安全な合成成分
ところで、上記にも書きましたが、水酸化Naと水酸化Kっていうのは、石けんのけん化剤のことで、Naの方が固形、Kの方が液状のものを指します。
実は石けんって、合成成分です。でも、唯一安全性が歴史的に認められている(5000年ちかく問題なく使用されている)成分なのです。
今回のテキストと一緒に、DVDで石けんに関する講義も入っていましたが、なるほど~知らなかったわ~ってことがキュッとコンパクトにまとまったいいDVDでした♪
それにしても2回目の講義はとってもマニアックで、カタカナ語のオンパレードで目が痛かったよ~、涙
3回目は植物療法についての学びなので、楽しく受講できそうです。