コスメの話題とは少しずれますが、オーガニック派の方は肌が弱い人も多いので、生理用ナプキンも布ナプキンや無漂白の使い捨て紙ナプキンを使っている方もいると思います。私自身も布ナプキン派なのですが、子どもが生まれてからは自分の布ナプキンを洗う手間暇が惜しく、また梅雨時期は衛生面から紙ナプキンに切り替えて使うことも多いです。もともと、ドイツに住んでいたときはノンケミカルの紙ナプキンを使っていましたし。
日本に帰国してからは、日本で無漂白でケミカルなものを使用していない紙ナプキンを探そうとすると、見つからないという悩みがあり、iherbとかから取り寄せて使うことにしていました。でも、そもそもなぜ、日本製のノンケミカル・無漂白の紙ナプキンが販売されないのか？ という疑問をず～っと抱いていたのですよね。
最近その理由というか原因を知る機会があったので、以下ちょっと書いてみます。
生理用品は医薬部外品であり、トップシートは純白に漂白されていないと販売できない
実は紙ナプキン、つまり生理用品は日本では医薬部外品扱いとなり、肌に直接触れるトップシートは純白に漂白されていないと販売できないという法律があるそうです。
＞＞＞参考記事・ナチュラムーン
この規制のため、無漂白の紙ナプキンを日本製・国産で作る、つまり日本で製造することはできないそうです。
※同じ理由で、いわゆるオーガニックの紙おむつや無漂白の紙おむつは販売できないようです・・・
欧米はどこも使い捨てのエコナプキンとかノンケミカルナプキンが販売されているのに、なぜ日本にはないの？と思っていましたが、こういった事情があるなら仕方ないですよね。
潜在的にはエコな使い捨てできる生理用ナプキンの需要はあっても、法律がそれをゆるさないということのようです。
オーガニックでエコで無漂白な紙ナプキンならNatracare（ナトゥラケア）のiherbまとめ買いが安い！
私は、生協で時々購入するナチュラムーンというブランドの紙ナプキンを愛用していましたが、こちらのメーカーは日本製・国産です。石油由来のポリマーは使われていないですが、肌に触れる部分のトップシートは漂白をしてあって（といっても普通の生理用ナプキンと違って人体や環境に影響の少ない過酸化水素で行っているようですが）、その意味では気になる方もいらっしゃると思います。
私は、２０１５年に妊娠出産をしたのですが、その流れで「おまたぢから協会」というところのテキストを購入する機会がありました。この協会は立花杏衣加さんという方が主宰されているところで、女性の体、特に子宮などの生殖器周りから冷えをとり温めて活性化していくことを大切にしています。その協会でおすすめしている製品は基本的にはオーガニックです。
立花さん自身は布ナプキンではなくオーガニックで無漂白な紙ナプキンを推奨されていまして、そちらのブランドがNatracare（ナトゥラケア、ナトラケア）というブランドになります。
ナトゥラケアは、創始者は女性で、１９８９年創業、２００８年にはWomen in Ethical Business Awardという賞も受賞しています。オーガニックコットンのタンポンも作っています。
英語ができる方はこちらのyoutubeをご覧になるとブランド全体のイメージがつかめると思います↓
日本でもamazonや楽天の通販、一部通販店でも買えますが、なんといってもおすすめは、iHerbでのまとめ買いが一番安くてお得です。
＞＞＞iHerb 無漂白ナプキン Natracareブランド商品一覧
私が愛用しているのはこちらのナプキンです。
まず、普通の日用の羽根つきナプキン。
それと、夜用のナプキンも買っています。ちょっと分厚いので、ケミカルナプキンの薄さになれている方は衝撃かと思いますが、使い心地はいいですよ。
Natracareの生理用ナプキンは、日本のケミカルナプキンと比べるとやっぱり割高ですが、iherbで購入するとリピートの際のロイヤリティクレジットというキャッシュバックや、４つまとめがいで５％オフなどの割引も受けられるので、まとめ買いをりようしてうまく購入していけば日本のケミカルナプキンを買うのとそう変わらないと思います。
日本でもいつか法律が改正されて、無漂白でオーガニックなナプキンも使える時代が来るといいな～と思いますが、今の段階ではiHerbでNatracareのまとめ買いが一番いいのだろうと思います。