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クレコスの創始者暮部恵子さんの半生を綴る「紫つむいで」が面白い!

常々、オーガニックコスメというか、ファッションブランドで、
特に女性がつくったブランド、たとえばシャネルなどは、
それをつくりだした女性のライフストーリー(神話といってもいいかな)がすごく重要だと思っています。

コスメやファッションというのは、
作り手の有り方、情熱によって息を吹き込まれるもの。

つまり、真似っこしたものって、しょせん真似でしかなく、
本家本元というのは、不動の輝きを帯びていますよね?

その理由っていうのが、特に創始者の人生をかけた想いみたいなものだと思うんです。

その意味で今、とっても楽しく読ませていただいているのが、
クレコスの創始者・暮部恵子さんの半生をつづる「紫つむいで」という漫画自叙伝。

>>>クレコス 公式サイト

これは、クレコスさんから毎月1回、全部で5回ということで送られてきているものです。

創始者の暮部恵子物語ですが、現在(9月)4巻目。
あと1巻で完結ですが、この4巻はとっても面白く、
かつ、現在でもなお存在する化粧品業界の負の一面をチラリと垣間見させるところがあり、
すごく面白いのでご紹介します。

暮部恵子さんは、奈良県で長らく専業主婦をしていたのですが、
それ以前の学生時代やOL時代に生き生きと活動していて、
いろんなところでリーダーになるような方でした。

それが、ひょんなきっかけで物販の商才を認められ、
あれよあれよという間に、MLM手法で製品を販売している
大阪に本社のある自然派化粧品の会社の販売員になります。

その化粧品会社の社長は暮部さんに、
「この化粧品に使われているスクワランは最高級品質のものだ」
と言って製品を売って女性たちを喜ばせながら、
豊かになってほしいと言うのです。

その言葉に将来性を感じた暮部さんは、
全国でも1位、2位を争うトップ販売員になり、
経済的にもとても豊かになります。

ところが・・・
ある日のことです。
昔の同級生が化粧品の原材料をつくる会社で働いていたことをきっかけに、
当時暮部さんが販売していた会社の製品が使っていたスクワランが、
実は最高級品質のものではなく、
ごく普通の品質のスクワランであったということが、
検査結果で分かったのです。

それを知ったときの暮部さんの衝撃はものすごいものだったみたいです。

化粧品はイメージが大切ですが、
イメージだけが先行して中身が伴っていない商品だったんですね。
事実をつきつけられた暮部さんは、
自分が所属していた化粧品会社の社長とじかに話をして、
「きちんとした検査データを出してほしい」
と詰め寄ります。

しかし、社長はそれをうやむやにしてしまいます。

そこで暮部さんは激怒。
まがいものを売っていたなんて!
そしてそれを悪びれもせずに儲けているなんて!
という怒りです。

そして、その会社とは訣別し、
本当に自分が納得できる化粧品を作ろう、
と起業を決意するのです。

そして、その化粧品とは、日本人に合った化粧品。
日本の素材を使った、日本人の肌に合わせた化粧品ということでした。

ここで4巻目の「紫つむいで」が終わっています。
いや~~次号が楽しみです♪♪

* * * * *

今回、この漫画を読んで改めて、
何かを売るとか紹介するときの責任というものを考えさせられました。

特にコスメって、肌や体の中に入ることもあるもの。
場合によってはアレルギーの原因や、肌荒れを引き起こすこともあるので、
責任は重大ですね。

そして、化粧品という美しく華やかな世界は、
イメージがとても需要であるからこそ、
同時に中身が伴っている必要性があるなあーと思いました。

そして、正直何が入っているかわからないし、
普通の消費者は検査をするわけにはいかないから、
企業の誠意に大いに依存すると思います。

私は、色々なメーカーさんに、疑問に思ったことがあれば直接問い合わせのメールや電話を入れることが多いのですが、
きちんとしているところは、すぐに返事が返ってきたり、わからないことは調べて答えてくれます。

クレコスさんも、前別件でメールをしたときに、
すぐに対応してくれたのでとても印象が良かったです。

最近、クレコスのQUONシリーズのコスメやパウダーなどが気になっているので、
またお試ししてみたいなーっと思っております♪

>>>クレコス 公式サイト

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